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minami ippei
南 一平 漫画家・風景画・スケッチ画
週刊漫画雑誌「少年ジャンプ」で約10年間、連載漫画を担当した南さんは現在、笠岡市の委託を受けて漫画を描くかたわら、2002年から笠岡市内の名所や笠岡諸島の風景を、写生している。
「漫画は、キャラクターの設定やせりふ、全体の構成など手間がかかる。
絵は漫画の背景を描く要領で手軽に完成でき、喜んでももらえるので描きがいがある」と南さんは語る。

プロフィール/略歴
1947 生まれ   笠岡市在住
日本漫画家協会会員、岡山県井笠観光大使、笠岡市市制漫画家。

東京デザイナー学院在学中、月刊誌「ガロ」に初めて描いたマンガが掲載され新人賞を受賞しプロの漫画家になる。
以後、「週刊少年ジャンプ」、「漫画ゴラク」などで連載漫画を執筆し各誌にイラストやマンガを発表。
その後、地元笠岡諸島をテーマにした風景画や特産の「しまべん」の包装紙の原画を手がける。
平成10年前後、中国新聞地方版にスケッチ画みちくさ紀行を連載。
また、旧川上町の「マンガ文化の町づくり」アドバイザーを務めるなど多方面で活躍。
主な作品には、「岡山の歴史」「山田方谷物語」など。

展示内容

2014年笠岡カレンダー原画展
2013年11月29日(金)〜12月24日(火)
 

身近にある風景を、感性溢れる独特の色彩豊かなグラデーションで表現したノスタルジックな気分を呼び覚ましてくれる作品です。今回は水彩と近作の線描画、21点を展示。
笠岡の名所解説と名言付カレンダーは重宝しそうです。


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第2回 南 一 平 の 世 界
2011年3月4日(金)〜3月20日(火)
 

南先生の作品は、身近にある風景を感性溢れる独特の色彩豊かなグラテーションを使って表現して、ノスタルジックな気分を呼び覚ましてくれる。まるで春先のサイダーのような水彩画です。
今回は、「もう一度みたい」という声にお応えして5年ぶりの個展です。
南一平さんの世界をお楽しみください。


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みちくさ紀行シリーズ展
2005年1月14日(金)〜2月16日(火)
 

新春一番の展示は中国新聞の連載でもおなじみの南一平さんの清々しい作品。
故郷の良さを再認識いただければ幸いです。
「身近な風景色彩豊か」 本紙連載挿絵画家の21点
画家で、中国新聞の連載記事の挿絵も担当している南一平さん(57)=笠岡市=水彩画展が14日、福山市加茂町のGALLERIA風の巣で始まった。2月15日まで。
雪景色や滝、どこか懐かしい山道などを色彩感豊かに描いた21点が並ぶ。ありふれた風景を描いた作品も、見る者の心を和ませるやわらかな空気を醸し出している。
1999年〜2004年に中国新聞井笠版に連載された「みちくさ紀行」シリーズの挿絵原画が中心。「井原線各駅停車」の七点は、神辺本陣の茶室から総社市の備後国分寺の遠景まで、当時の記事の写しとともに見ることができる。
南さんは、この1月から井笠版で連載が始まった福山藩の儒学者、関藤藤蔭の評伝の挿絵も担当。「気に入った場所があれば実際に行ってみてほしい」と話している。
2005年1月15日 中国新聞掲載